いきなりですが、私が小学生の頃には年末年始にお店が休みなのが当たり前でした。
今はスーパーでも関係なく空いていて、ちょっとした買い忘れがあっても、すぐに買いに行けて便利になりましたよね。
こんな話を子供にすると、お母さんの時代はそうやったんや。と大昔の事のように言われてガクッとするのですが…(笑)
年末年始にゆっくりと家族の時間を過ごすお手伝いをしてくれるのが、お節の良いところ。
日持ちがするように、味付けが濃いめになっていたり、上手くお酢を使ったり、工夫が詰まっている料理だなと思います。
今では和食だけに限らず、中華やフレンチのお節なんかもあって、見ているだけでワクワクします。
もはや【買うもの】になっているお節ですが、正直なところあまり子供には人気が…ないのでは?
なんでだろう?
お節にしか入っていないものが多いから、目新しい?
温かくないから?
そうではなくて、味付けの問題なのかもしれません。
家で作ったり、大晦日に取りに行っていただくお節だと食べる、という事もよく聞きます。
実際に【買うものになったお節】には、日持ちするための工夫がたくさんされています。
食べる人が、安全安心に食べれる為の工夫。
それはとても大事なこと。
買ってもあまり手をつけない(最後には自分が無理をして食べる)形だけのお節よりも、美味しく食べれるお節の方が良いんじゃないかな、と思うのです。
全部を作るとなると一大イベントになりますが、2-3品なら?
2-3品でも正確な工程でするとなると、手間ひまがかかりますが【家族の為のお節】なら普段のお料理の感覚で大丈夫。
黒豆を炊いた時には、ちょっと気合いが必要でしたが、子供には人気だったので、お店のようにはならなくても、少しくらいシワの入った黒豆でも良いじゃない。と開き直ることにしています。
田作りなんかは、買ってくると甘くてたくさんは食べれませんが、家で作るとつまみ食いで無くなっちゃう。
フライパンで煎ってタレを絡める、たった2つの工程だけです。
子供がおやつのように食べるには、ナッツ類をたくさん入れること。アーモンドやくるみ、ピーナッツなど、好きなもので大丈夫。
簡単♪簡単♪♪
お節を特別なものから、普段の作り置きへ。
進化させてみませんか?