ある日、子供が外で遊んでいて

「蜂がおるー、怖い」って家の中に駆け込んで来たことがあって。

何で怖いと思ったのかを聞いてみたんです。

そしたら「刺されたら危ないやん!」って。

確かに刺されたら危ないね。それは合ってる。

ニュースや周り人から、蜂が危ないという情報を得た。

【蜂は大事な生き物】

これを付け加えてあげる、タイミング。

蜂っていうのは、野菜や花の蜜を集めていて蜂蜜を作っているの。蜂蜜は甘くて美味しいよね。

それに蜜を集めるときに、受粉っていう作業をしていて、そのおかげで果物が出来たり、野菜が出来るきっかけの大切な作業なんやよ。果物、美味しいよね。

蜂の邪魔をしなかったら刺されないし、
作業に邪魔やったり、嫌なことをしたら、蜂だって怒るの。人間と同じやね。

そう説明したら、納得してた。

だから、追い払ったり蜂が嫌なことをしなかったらいいだけ。

『じゃあ、次から近くに蜂がいたらどうしたら良いと思う?』

「退いたら良いね」

『うん退いたら良いだけやね。だけどその時に走ると蜂がビックリするかもしれないから、ゆっくりね』

蜂だって、地球に生きてる仲間。

蜂がいるから、美味しい果物や蜂蜜が食べれる。

こういう説明をしていくと、敵より仲間が増える。

ちょっと面倒くさいし、説明が難しい時もある。

蜂は危ないと教えるのは、知識。

その役割や対処方法を教えるのが、知恵。

知識はいくらでも、どこからでも吸収出来るけど、それと同時に知恵を付け加える。

〇〇は危ない、△△はダメ、と断片的に知識だけを知ることが多いので、「どうして、そうなのか?」を質問したり一緒に考えることを意識する。

最近こういう話をすることが増えて、自分も断片的にしか知らないことが多いと気づいたので、こんな本を買ってみた。
一緒に読むのが楽しい時間♪