いただきますは、食べる前のご挨拶。
『なんで言うの?』
って質問されたら、何て答えますか?
以前の私は、『作ってくれた人に感謝をするのよ』って説明していた。
そう習ったから、知っていることをそのまま伝えた。
でもね、あるとき《作ってくれた人って、誰?》って思って。
シチューを作ったのは私だから、私に感謝してよ。って事なの?!
確かにそれもある(認めるのに時間かかったけど…)
なんか、それだけじゃ納得いかなくて。
そんな時に出会った、食べ物に感謝するということ。
目の前のシチューから、どんなイメージが膨らむか?
そんなことを考えながら、食事をしたことがありますか?
美味しく作ってくれる人がいること。
材料を買いに行けること。
お店に行ったら欲しいものがあること。
ジャガイモを育ててくれた人がいること。
こんなことを想いながら食べる【シチュー】
と
目の前にあるから、ただ食べる【シチュー】。
どっちのシチューを食べたいですか?
どっちのシチューを子供に食べて欲しいですか?
【いただきます】の本当の意味を考えるチャンス。
こどもと一緒に考えるチャンス。
ただの挨拶なら言わなくても良い。
毎日3回もあるチャンス。
どうやって使おう???
こども料理教室おむすび は、こんなことを子供たちに伝えている ちょっと変わった料理教室です。